壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:5月5日の日経「『自営型』労働で変わる余暇」から考える事
5月5日の日経に「『自営型』労働で変わる余暇」と云うタイトルの論文があった。日本の企業での有休消化率が低い事が問題であるが、『自営型』=『マルチタスク型』にする事で有休を取り易くなるとの主張である。これをチョット修正した上で深掘りしていきたい。周知の事だと思うが、日本は有給消化が低い反面、最も祝日の多い国である。有給が取り辛い為に、政府が祝日を増やしていった。海の日や山の日はその代表例であり、昔は振替休日や国民の休日(祝日に挟まれた日)は無かった。有給を取りづらい理由が「休むと職場の他の人に迷惑になるから」とある。そして海外は”ジョブ型”だから、「一人ひとりの仕事の分担が明確で、休暇を取っても職場全体の仕事が回らなかったり、周囲に迷惑を掛けたりする事が比較的すくない」とあるが、これは本当だろうか?あくまで...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:5月5日の日経「『自営型』労働で変わる余暇」から考える事
2025/05/31 11:14